Youtubeで助産師HISAKOさんが紹介していた抱っこ紐「キューズベリーZERO」!
店舗では販売されておらず購入はネットのみになるため、人気のカラーは即完売になってしまうほど評判のいい抱っこ紐です。
楽天市場の評価には良い口コミが多くて使いやすそうだけど、まだ使っていない方やまだそんなに長く使っていない方のレビューが多くてデメリットが分かりにくかったりしませんか?
使う前のレビューではなくて、実際に数カ月使ったママさんの声だって知りたいですよね。
私は生後2か月からキューズベリーZEROを使い始めましたが、すでに卒業し、現在はNICOを利用しています。
数カ月利用してみて、もちろん買って良かったと言えますがデメリットを感じたことも事実です。
今回の記事は、実際に使ってみて感じたメリットデメリット、キューズベリーZEROはこんな人が向いているなぁと感じたポイントをまとめてお伝えします!
しっかりデメリットまで目を向けておくと購入してからの満足度も高くなるので、キューズベリーZEROを買う前にチェックしてくださいね!
キューズベリーZEROのデメリットと体験談
- 使える期間が短くコスパが悪い
- おんぶができない
- 持ち運びしにくい
- 肩の負担が想像以上に大きい
これらについて詳しく説明しますね!
使える期間が短くコスパが悪い
キューズベリーZEROはいつからいつまで使えるか気になりますよね。
公式サイトの記載されている使用期間は、新生児(生後0ヶ月)~12カ月で、体重が 3.2㎏~11㎏までとなっています。
これだけ見たら「1歳ごろまで使えるじゃん!」と感じますが赤ちゃんの成長ペースによってはもっと早い段階で使用できなくなる可能性があります。
それに加え、先ほども記述した通り肩への負担が大きいことで使用期間が更に短くなるということも。
使用期間が短くなるということは、それだけコスパも悪くなります。
おんぶができない
キューズベリーZEROは新生児用として作られているため、おんぶができません。
公式では1歳ごろまで使えるので、それくらいになるとおんぶをしたいという方もいますよね。
そんな人からするとこの仕様はちょっと物足りなく感じてしまうかもしれません…。
コンパクトにならないので持ち運びしにくい
キューズベリーZEROは生地がしっかりしているため、折りたたむことが出来ません。
その為、サブとして抱っこ紐を持ち歩きたいと考えている方には不向きです。
私は頻繁に持ち歩かなかったので問題ありませんでした。
バッグに入れて持ち運ぶのは厳しいですが、ベビーカーの下のカゴであれば普通に入ります。
リュックやショルダーを使ったりしてカゴに入れる荷物が多くなければ、こんな感じで入れることもできますよ!
肩への負担が想像以上に大きい
私がキューズベリーZEROを使っていて肩が痛いと感じ始めたのは「生後3ヵ月・6㎏」の頃。
私は日ごろから運動もしていないので体力もなければ筋力も無いので、肩が凝りやすかったのかもしれません。
肩が痛いとは言いつつもまだ頑張れたのでしばらく使っていましたが、遂に生後5カ月目に入って限界を感じる日が来てしまいました。
短い時間ならまだ使用することもできましたが、私がZEROを卒業したのは「生後5か月・7.2㎏」の時です!
このタイミングでZEROからNICOにしたところ、肩の負担がかなり軽くなりました。
30分以上つけっぱなしは結構厳しかったので、公式で記載のある11㎏まで使用するのは個人的には絶対無理だと思います。
NICOのレビュー記事はこちら
ただ、これらのデメリットがあってもキューズベリーZEROを使って良かったと思えたのは、メリットが本当にメリットだったからです(笑)!
キューズベリーZEROのメリットと買って良かった体験談
- なんと言っても装着がしやすい
- 新生児用のインサートがいらない
- 小柄なママでも肩紐が落ちてこない
- 上着を着たまま抱っこができる
不器用でめんどくさがりの私にとっては、装着しやすさを重視していたので本当に買ってよかった!
それぞれ詳しくお伝えしますね♪
装着のしやすさが神レベル
キューズベリーZEROは、 肩の後ろのバックルがありません。
こんな感じで肩の後ろで留めるバックルがある抱っこ紐を見かけることって多くありませんか?
この後ろバックルは体が硬い方にとっては留めにくく、装着にも時間がかかります。
ところがキューズベリーZEROの肩の後ろにバックルがないという仕様は不器用な私でも簡単に装着できました!
抱っこ紐を使いたい時って、赤ちゃんが機嫌がいい時だけじゃないですよね。
ギャーギャー泣いているときに抱っこ紐に入れる時もあるある…
そんなときに「あれ?とまらないぞ…カチャカチャカチャカチャ……」と、バックルがなかなか留まらない場合、地味にストレスに感じる人もいるかもしれません。
私は「体が硬い、不器用、めんどくさがり」なので、肩の後ろに手を回す装着法にストレスを感じるタイプの人間でした。
友達は「すぐ慣れるよ~」と言っていましたが、後ろバックルの抱っこ紐の購入を躊躇していたんです。
そんな時に知ったのが、このキューズベリーZERO!
一つでも工程が少ない方がいいし、そもそも後ろに手を回したくない私はキューズベリーZEROは本当に装着しやすかったです。
デザインがシンプル!小柄でも安心して使用できるサイズ感
使ってみて思ったのはキューズベリーZEROは、肩紐が全然落ちてこない!
海外製の抱っこ紐を使ってみたこともありますが、私はいくらしめても肩紐がずり落ちてきて使いにくかったんです。
私は身長155センチ、なで肩、普通体型です。
海外製の抱っこ紐って、結構ゴツくて小柄な方がつけるとぶかぶかでサイズが合わず、使いにくいことがあるんですよね。
海外の女性は日本人女性よりもふくよかで大きいので、作りはしっかりしていますがサイズ自体は大きめなんです!
フィットしないものを使うと変なところに力が入って体に負担もかかるし疲れやすくなることも。
それに引き替え、キューズベリーZEROは肩紐も落ちてくることはありませんし、デザインがシンプルで見た目もすっきりしています。
身長が低い、なで肩、細身などの小柄体型さんにとってはキューズベリーZEROは使いやすい抱っこ紐だと思いました!
上着を着たまま赤ちゃんを抱っこしたり下ろしたりできる
冬に使う予定があるならこれはかなりおすすめポイント!
この写真は初詣に行ったときですが、外なので抱っこ紐の上から上着を着ていますよね。
車に戻ったら、上着を脱がなくても前のバックルをはずしてすぐチャイルドシートに入れることが出来ます!
個人的に、普段使っていて特に便利に感じたのは冬に家から車までの移動で使う場面。
外出する時、「抱っこ紐を付ける→赤ちゃんを入れる→上着を着る」の流れで準備して車に向かっていました。
このときにも、車についたら上着を脱がずに赤ちゃんをチャイルドシートに乗せることができたので、とても便利でしたよ!
買い物やおでかけなど頻繁に車を使うなら、地味に助かる仕様だね!
「別に上着くらい脱げば良いじゃん?」って感じる方もいるかもしれません。
でも、冬に車の中で上着を脱ぐだけでも普通に寒いんですよね(笑)
赤ちゃんをチャイルドシートに乗せてベルトを締めたりしていると数分かかりますし、その間寒い思いをすることになります。
先にエンジン入れて暖房を入れたとしても、しばらく待ってないと寒いし早く出発したいし…
抱っこ紐を脱ぎたい時は結局上着を脱がなければいけませんが、すぐ上着を着れるので寒い時間は少ないです。
私は購入前にこのメリットを見た時に、「上着を着たまま抱っこしたり下ろしたりできるってそんなに便利か…?」と思っていましたが、、、
実際に冬に使用してみて、これがいかに便利か思い知ることに!
外出時に抱っこ紐→ベビーカーに移動させたいときに上着を着ていた時も、上着を脱がずにさっと移せて便利でしたよ!
カラーもバリエーション豊富で、他の抱っこ紐にはないようなビタミンカラーやアースカラーもあっておしゃれです。
気になる方はチェックしてみてくださいね!
キューズベリーZEROの付け方の手順を紹介!
キューズベリーZEROは不器用な私でも簡単に使うことができたので、体がかたくて後ろバックルが出来ない人には本当におすすめ。
それでは、使い方の手順を紹介します♪
手順1:抱っこ紐を被って、腰のバックルを留める
背中のクロス部分に腕と頭を入れ、腰バックルをつけて準備完了!
手順2:バックルは利き手側2つだけ空けておく
右利きなので右手側のバックルだけ空けてあり、左手側のバックル2つが留めてある状態。(写真だと右側が留めてあります)
手順3:赤ちゃんを入れる
赤ちゃんの右足を入れるようにして抱っこ紐の中に入れ、まだバックルを留めていないので手で支えています。
手順4:バックルを上→下の順で留める
首が座っていない赤ちゃんは上のバックルから留める必要があります。私はそのままの癖で首が座ったあとも上から留めています。
手順5:赤ちゃんの左手が出ていたら入れる
手順3の時に赤ちゃんの右手が外に出ていた状態だったので、バックルは外さずに手を定位置に入れました。(バックルをはずして入れる時もあります)
手順6:赤ちゃんの位置を直して完成
これで完成だよ!
使い始めた頃は足を入れるときにもたもたすることもありましたが、今ではサササっと装着できます。
インサートも必要ないし、装着に時間もかかりません!
キューズベリーから詳しく解説動画がアップされているので、気になる方はこちらもチェックしてみてくださいね!
※4分30秒辺りから抱っこ紐の装着説明になっています。
動画では、「脱いだ後にバックルを全て留める」と説明されていますが、私は利き手じゃない側のバックル2つだけ留めてから抱っこ紐を脱ぐようにしています。
ちょうど先ほどの手順2の状態です。
バックルを留めずに脱ぐと次回装着するとき頭を入れる場所がどこか迷子になることがあるんですよね。
2つだけでも次使うときに頭を入れる場所がすぐ見つかるし、装着するときにバックルを外さなくていいから個人的にはすごく楽なのでおすすめです!
キューズベリーZEROの保管方法
ちなみに、しばらく使わない時は腰以外のバックル4つを留めてからハンガーにかけて保管しています。
キューズベリーZEROの基本情報
金額 | 12980円 |
対象月齢 | 抱っこ:生後0か月~約12ヶ月(体重:3.2kg~11kg) おんぶ:できません |
材質 | 表:綿100% 裏:ポリエステル100% |
カラー | サンドベージュ ブラウンベージュ ネイビー グレージュ モスグリーン マスタード |
商品サイズ | 肩紐幅:8cm 本体部分の高さ:約36cm、約44cmの2パターン 対応ウエストサイズ:95cm以下 |
商品重さ | 約600g |
公式販売サイト | 抱っこ紐専門店|キューズベリーZERO【楽天市場】 |
洗濯ネットに入れて丸洗いも可能。
赤ちゃんのよだれ汚れや、汗が気になった時でも気軽に洗うことができて衛生的ですよ!
キューズベリーZEROで寝かしつけしてみた感想
寝かしつけに便利だと謳っていたので期待していましたが、これに関しては我が家は布団に置くと起きてしまうことが多かったです。
抱っこ紐が好きだったのか抱っこ紐に入れたらすぐ寝てくれましたが…
布団に置くと泣いて起きてしまう現象ですが、体感的には5回に1回成功するくらいでした。(これは赤ちゃんの個人差で成功しやすい子もいれば全くダメな子もいると思います)
起きてしまう原因として、我が家の場合は下ろすときに赤ちゃんの耳元にあるバックルがカチャカチャ音がして起きてしまっていたように感じます。
バックルの音でちょっと目が覚めて、その状態で置くとふえーん!って泣かれてました(笑)
良かったこととしては、すぐ抱き上げてまた抱っこ紐に入れる時に、毎回後ろのバックル留める必要が無いので装着のストレスがなかったこと!!
背中スイッチで起きてしまうのはどの抱っこ紐でも同じかな?と思いますが、泣いた後に再び装着することを考えるとかなり使いやすかったです。
あちゃー!泣いちゃった!と思ったらすぐ抱っこ紐に入れることができるので、早く泣き止んでくれましたよ。
キューズベリーzeroが向いている人は?
キューズベリーZEROがおすすめなのはこんな人です!
- 装着が簡単なものがいい
- 赤ちゃんの顔が埋もれるのが心配
- 肩の後ろバックルは嫌だ
- 生地が薄い抱っこ紐は不安
- 低身長で小柄体型
- 家でよく使いたい
- 低月齢でも安心して使える抱っこ紐がいい
- 使用期間が短くても構わない
- 冬に使うことになる
逆に言うと、新生児から長く使える抱っこ紐を探している方にはお勧めしません!
キューズベリーZEROは赤ちゃんによっては1歳になる時まで使えることもあると思いますが、逆に生後5ヶ月で使えなくなることも。
大体新生児から生後半年くらいまでのものだと思っておいた方がいいです。
使用期間だけで見ると短いですが、実際のところ私の場合は毎日使っていて、1日に何回も入れたり出したりすることもありました。
その度に毎回装着ストレスがなく使えていたので大満足の抱っこ紐でしたよ!
まとめ
キューズベリーZEROはとにかく装着が簡単で使いやすいですが、使える期間は短いです。
抱っこ紐を選ぶ時に「装置しやすさ」なのか「使える期間の長さ」なのか優先順位を考えて選ぶことが大切だと感じました!
使える期間を考えるとコスパがいい抱っこ紐ではありませんが購入して本当に良かったです!
私は使える期間や金額よりも「簡単に装着できる抱っこ紐がいい」と思っていたので迷わずキューズベリーZEROを購入しましたが、不器用な私でもストレスなく使えました。
キューズベリーZEROの購入を考えている方や、抱っこ紐を探している方は参考にしてみてくださいね!